2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

飲む夜と読み書く昼

最近の生活ですな。 クリスマスの祭りの後も卒論書く為に大学に行って、疲れの為にほとんど寝てましたが(笑)それでも武者小路実篤の『愛と死』を手に入れ、卒論の手直しがある程度進んだから良しとする。武者(白樺派ではこう呼ばれていたとか)面白い、恋…

雪じゃないのか雨か

寮への感謝と年末

「僕は一人で耐える。そしてその淋しさから何かを生む。見よ、僕も男だ。参り切りにはならない」武者小路実篤著『友情』下篇 とりあえず寮のクリスマスの祭り(残念会)の仕切りを終えた。何だかどっときたけど、これで後輩たちに多少なりとも恩を返せたので…

祭りが終わりて

苦離巣魔酢と一片の悲しみ

齢22歳を数え独り身にて、阿呆にも程があるが万難を排して寮の苦離巣魔酢の伝統行事「シネシネ飲み」の幹事を務めることとなった。来年からはただでさえ忙しく過酷になろうというのに未だ独り身とは万死に値する、しかし泣き言は何も生まない、前向きに企…

ケーキなる舶来の菓子

芥川龍之介と厳冬

昨日で無事今年の授業が全て終了しました、年が過ぎるのは早いものだと年寄りみたいなことを言わざる得ないのが今の心情です。枯れるには若すぎるので枯れるわけにはいきませんが、来年からバリバリ働けるように気合を入れていかねば…とりあえず授業終了と卒…

寒いですねえ

ボーリングと忘年会

昨日はゼミの仲間とボーリングに行き、そのまま忘年会へ行きました。ボーリングでは2ゲーム目から正式参戦しましたが146となかなか好調、3ゲーム目も前半はストライクスペアスペアスペアと続きましたが後半は見事に大失速、200越えとか夢も見ました…

卒論とりあえず書き終わる

『バッテリー』あさのあつこ著 角川文庫刊

あさのあつこの大ベストセラー児童書、もう児童書の範疇を超えて売れている作品、野球を使った作品だったのでいつかは読んでみたいと思っていた。 功は投手で強がりな一匹狼、どこか背伸びをしていて常に周囲に対してイライラしている。功は家族の事情で大阪…

卒論大詰め

卒論がアト二節ほどで一応完成を見ることに、ただこんなへっぽこ卒論でいいのかと不安になってきました。とりあえず全部書いたアトいろいろ書き直すことになりそうです、納会で徹夜した分を取り戻さなくてはいかん。 納会は楽しく終えました、久しぶりに終わ…

『アンダーラップ』橋本紡著 野性時代12月号収録

表題「アンダーラップ」とは靴紐の結び方らしい、野性時代12月号「新境地短編」という特集の中に収録されている一編で、わずか9頁しかない。それでも橋本紡らしさがよく出ている作品ではないかと思う。 脚本家の卵である秀一とその恋人恵理の何気ない日常…

12月もアト2週間

12月15日という日

12月15日が何かあるのか、というとそうではなくて、寮に住んでいた同期が始めて正式に退寮していく日なのでそれなりにやっぱ感慨が深い気がします。自分は2ヶ月ぐらい先になるので、どんな気分になるのかわかりませんがやっぱり嫌だ嫌だといいながら住…

去り行く仲間たち

『沙中の回廊(上)』宮城谷昌光著 講談社刊

生死を無意味にしない為に人は何をすべきか、勇気の本質とは何か。 春秋時代中期、後に無類の兵法家といわれる「士会」は、若き日に戦場を駆けながらそのような疑問を呈し続ける。物語は春秋五覇の1人である「文公」の即位間もない頃から始まる。司法官の家…

さあ次は卒論卒論

予餞会始末

昨日は予餞会ということで、すぐさま寮をやめようとしていた自分としてはいろいろと感慨深いものでした、まだ寮を出ないのでそこまでではないですが…コンパの1次会が2時半まで至り、前日はたぶん大殺界に入っていたであろうと思うぐらい災厄が舞い込み、気…

『晏子3・4』宮城谷昌光著 新潮社刊

弱は死んだ、崔氏の独裁が続く斉の国で1人君主の為に生きた名将の死は、少なからず斉に衝撃を与え、その大きさを認識できない人間が国政を握っていくと斉は衰退しとていく。強国晋との戦いに望んだ斉は敗れ、その最中で霊公は没し、荘公が即位する。霊公に…

予餞会も終わり

『晏子1・2』宮城谷昌光著 新潮社

『楽毅』に続き宮城谷作品、管仲に支えられた覇者「桓公」の時代を終え、中興の祖「頃公」の時代を迎えた斉で活躍する将軍「晏弱」と、その子であり管仲と並んで最高の宰相とされる「晏嬰」の親子二代に渡る波乱の生涯を描く作品、「晏」という字がうまく出…

明日は予餞会

『硫黄島からの手紙』余談

クリントン・イーストウッド監督による『硫黄島からの手紙』が注目を浴びている。『父親たちの星条旗』がアメリカ視点であったのに対して、『硫黄島からの手紙』は日本視点なので注目が高いのがよくわかる。注目はやはり渡辺謙が演じる「栗林忠道」だろう、…

完全復活へ

ノロの悪夢去り行く

相変わらず腹は痛く体は気だるいが、どうにか粥を食することができた。本当に調子が悪い時は食事すら食えなくなるものだ、と改めて病の恐怖を思い知る。来年からは百鬼夜行のマスコミ業界、このような脆弱な肉体では乗り切れぬな(今回は体力というかとばっ…

苦悶の床

昨日大逆流の後、一向に体調が優れない。寮母さんと話すと寮母さんも同じ症状が出ているらしく、急いで病院に行くことを薦められる。行ってみると「ウイルス性胃腸炎」との診断加えて。 「たぶんノロウイルス」だとさ、むー。 聞いた途端に体調が悪くなる、…

四年劇

既に劇と聞くと何らかのトラウマすら発生するのか、心の中に重く圧し掛かっていた懸案事項である。予餞会(寮の卒業式)で行う座興であり、4年生の最期の共同作業でもある、そしてまたしてもやめておけばいいのに、自分が脚本を書くことになった。しかしそ…

恐るべきはノロウイルス

宵闇で苦悶す

昨日は欠席者多数で四年劇練習を中止とした、急いで帰ってきてくれた人に申し訳ないな、と思いながら連日連夜の様々な製作作業に体が悲鳴を上げていたのか。部屋でベットに寝転がった途端、嘔吐感、節々の痛み、頭痛、腹痛とぐいぐいぐんぐん襲ってくる。 何…