四年劇


既に劇と聞くと何らかのトラウマすら発生するのか、心の中に重く圧し掛かっていた懸案事項である。予餞会(寮の卒業式)で行う座興であり、4年生の最期の共同作業でもある、そしてまたしてもやめておけばいいのに、自分が脚本を書くことになった。しかしそう言いつつも物語を書くのは非常に楽しい、いつかは小説家と夢を見つつもあったりする。小説家は人生最期の職業、正岡子規だって『病床六尺』とか死に向かい合いながら作品書きましたしね、人生最期の楽しみです。


さてはて、ノロを乗り越えてやってきた四年劇練習、ノリでやっていけるということもあって皆そこまで重苦しくなくて安心しました。自分が心配性なだけですが、ただやっぱ脚本は覚えてもらわないと不味いですよね、流れが止まると実に不味い、まあそれでも乗り切れる気がしますが。


やっと体も八割ぐらい調子が戻ってきました、無理はしてはいけませんが、まあ何とかなるような…とりあえず健康第一で生きようと、来年の仕事も睨みつつ思った次第です。