2006-11-01から1ヶ月間の記事一覧

寮生活残り少なし

卒業旅行も睨みつつ、お金が足りない、卒論が終わらない、何だかわからないけど忙しい…という日々を送っております。昨日も授業の後は飲み会ということで、駿河台の杖道部室へ、サシ飲みだったはずがぞろぞろ集まってきて5人くらいに、くっ暇人どもめ。 い…

流転する日々

京都迷宮探偵を堪能する

朝から体調が悪い、そりゃあ寝ないで酒を飲んでれば気分も悪くなるわけで、朝起きたらぐったり、酒を飲んだか飲まれたな、ああぱっくんちょでぽっくり、アホか。 おかげで体が一向に起きず、風邪かねと思いながらベットでごろごろ、本を読んでいたわけですが…

惰眠を貪る

夜は永し飲めよ学生

あー朝帰りです、「うふふ」であったり「あはは」でなくて、「おえー」とか、いわゆる飲み会の帰りです。徹夜で飲むってのは(少し寝ましたけど)寮以外(寮でもあまりないか)ほとんどないんですが、勢いで残って朝までいました。 1次会は、途中参加でして…

い、息が白い

『The MANZAI 1』あさのあつこ著 ピュアフル文庫刊

有名作品『バッテリー』に背を向けて、今度はこちらに手を出しました、面白かった、いやはややっぱり青春っていいもんだ。物語の流れとしては、クラスのヒーローである秋本から突然「つきあってくれ」と告白された転校生の瀬田は薔薇の世界を想像して慌てる…

いい天気でありました

南木佳士の日々

このヒトの作品ばかり読んでいる。基本的に重い作品は大嫌いで、妙に教訓めいていたり、人生を唾棄していたり、また賛美していたり、そういう妙な気負いが重い作品、所謂「純文学」にはある気がして嫌で仕方が無かった。やはり作品は面白くなきゃいけない、…

『ガールズ・ブルー』あさのあつこ著 文芸春秋刊

『バッテリー』が有名な児童文学作家、もっとも児童文学と切って捨てられない凄みがある。『ガールズ・ブルー』もそんな凄みを感じた作品、南木佳士の作品が川沿いを上流に向かいつつ、川の流れにいらないものを捨てていくものだとすれば、この『ガールズ・…

秋雨

追いつかず

書評が追いつかない、というかへたっぴな書評なので追いつかなくてもいいのだが、自分としてもとりあえず書評を目的としてこの文章を書いているので、最近読んだ本を書いておかねばなるまい。 まず南木佳士の『急な青空』で、『冬の水練』と同じくエッセイ集…

回る読書の日々

『医学生』南木佳士著 文芸春秋刊

著者の作品の中で比較的売れているらしい。作品が書けなくなった著者が、その状況から脱する為に書いた自分の青春時代を踏まえた名も無い地方大学医学部の学生達の物語、精一杯生きている、けど悲しいユーモアに溢れている、現実ってこんなものかも、と思わ…

いたちごっこ

最近結構バイトをしている、資金は豊富である(自分基準で)のだが、支出も多い。支出の主は飲み会である、嫌いではないのだが、いかんせん飲み屋で不味い飯を食わされた挙句、文庫本が6冊は買えるほどの金が飛ぶのは納得がいかない、寮で飲みにいけば諭吉…

休暇

はや過ぎ行く日々

卒論だバイトだと明け暮れるうちに過ぎてもほしくない日々が過ぎていく、高校生の頃は早く大人になりたいと思っていたが知らぬ間にそれを恐れるようになった。最近、南木佳士とか読んじゃうから老いとかに過剰反応してるのかもしれない。 南木佳士の『医学生…

神無月迎えたり