宵闇で苦悶す


昨日は欠席者多数で四年劇練習を中止とした、急いで帰ってきてくれた人に申し訳ないな、と思いながら連日連夜の様々な製作作業に体が悲鳴を上げていたのか。部屋でベットに寝転がった途端、嘔吐感、節々の痛み、頭痛、腹痛とぐいぐいぐんぐん襲ってくる。


何だこれは。


久しぶりに「殺してくれ」と言わんばかりの気持ち悪さを味わい、一向に眠ることすらできず毛布を抱いて呻き声を上げる。こりゃあ後輩に続いて救急車に乗るハメなるか、と脂汗、宵闇は未だ深い、まさかここから見る南寮の姿がこの世で見た最後の姿になるのだろうか、なってたまるかこんちくしょう。


喉はガラガラ、視界はフラフラ、飲んだお茶が運のつき…お腹がぐるりと回転し、横隔膜が悲鳴を上げて、後は言うまでもなく朝方の大逆流、おお神も仏もないのか、三年劇ですらこんなことはなかったぞ!!とりあえず朝になって一息ついたが、頭痛、腹痛、節々の痛みは変わらず…仕方ない今から病院に行くしかあるまい。