本を読むコツ


ついでに一筆、おい試験勉強をしなくていいのか、そんな言葉はゴミ箱に捨てる、俺はユーチューブで涼宮ハルヒの憂鬱を見るんだ、そんな試験勉強なんて戯言に付き合ってられるか、うらー。


気勢を上げてみました、読んでる本が意味もなく、いや意味はあるか、重いのでとりあえず気勢を上げてみたわけです、そうでもしないと精神がずぶずぶ沈みます。そう肥溜めに落ちるみたいに、はい。


最近尋ねられることについて解答を、なぜ本を読めるんですか、ということです答えないんですけどね、はい石投げない、ないんですよ、本当に。ただ意識的に本を読むようにしたいな、でもあんま読まないな、という人にちょっとしたアドバイスを差し上げようかと思います。


コツとして単純に、常に1冊の本を携帯しておくことです。もう本当に、トイレにも持っていく、癖をつけることです、人間手持ち無沙汰になれば、何か暇を潰せないか考えます、中には何も考えずボーっとできる人もいますが、だいたいの人は何か暇つぶしをしようと考えます。そういう気分になった時、常に一冊に本があるようにしておけばいいんです、無理して読まなくてもいいです、1ページ読んでつまんなかったらやめる、ただ暇で本でも読むかなと思ったら開けてください、そしてあきるまでパラパラ読む、いつの間にか本を読む癖がつきます。無理して読むよりもたぶん効果はありますよ、ぜひにためしてみてください、自分の好みの本で結構です。格好をつけると挫折します。


既に本が生命維持装置と化しているわけですが、そんな生活もほどほどに、人間動かないのは体に毒をためる要因ですから―


さてかといってもう手持ちの本は消化してしまったのか、さにあらず、既に手元には次が控えている。『司馬遼太郎が考えたこと3』である、まだまだ活字中毒の日々は続くのである。