住所不定者の小言


暇である。


どうにも暇である。


思う存分卒業旅行してきたんだからええやんかと言われればそれまで、しかも三日後には沖縄にも行く。それでも暇なのである、暇、暇、ひま、ヒマ。


仕方ないのでこの文章を書く、そんな暇潰しの文章を読むのが嫌だというなればとっととブラウザを閉じるが良いと叫んでみるが、誰も見てないと虚しいので止める。とりあえず何か書こう。


じゃあユーロ高について。


経済か、そんな眠い話聞けるかというならばさにあらず、とにもかくにも一週間先日までイタリアにいたので、一応ユーロを貨幣として使用していたわけである。そして身をもってユーロ高を体験した。


1ユーロ=160円ぐらい。


この恐ろしさである。ベネチアで大鐘楼に登る為の入場料が6ユーロである。160×6である、高々100メートルの高さのものに昇る為に1000円払うのはどうか、いや観光地だから、しかし、と小市民は色々と考えるわけである。ちなみに鐘楼の上では日本人がうごうごしていた。大学のしばらく会っていなかった友人にまで再会する始末である。ベネチアの日本人のうごうごっぷりはすごかった。それを差し引いてもいい街だったけど。


少し脱線したがミラノからベネチアに向かう途中のユーロシティの中ではもっとすごかった、乾きに耐え切れなくなった友人と二等車から一等車へえっちらおっちら旅をしてビュッフェへ向かった。普通にビュッフェが付いているのでミニ鉄っちゃんの自分としてはワクワクした訳だが、缶ジュースの値段はヤバカッタ。


3.3ユーロである。


缶ジュース一本160×3.3である、おうふ、ぼったくりだ!!


しかし気が小さいのか後に引けないのか買ってしまった、ちなみにスーパーならば0.5ユーロくらいである。これならむしろ安いくらいだ、ちなみに普通の売店なら1.2〜1.5ユーロくらい、まあやや高めというくらい。この話はユーロ高というかむしろ自分の根性のなさである、断れば良かったのだ、はい。こういう特別な所での飲み物とかの高さはまあある話、ちなみにローマのコロッセオあたりではペットボトルの水500mlを10ユーロで売る悪魔がいたとかいないとか。


しかしなんといってもユーロ高い、高っ、と思ったのは両替である。1万円両替して60ユーロくらい、諭吉様が60ユーロか…何だか悔しい、両替所に渡す諭吉様も泣いている気がした。しかもユーロはなんかおもちゃみたいで紙幣に重みがないから萎える、硬貨の方は結構好きなんだけど。


加えて言えば自分が憧れていたカフェフローリアンのカフェラテは8.9ユーロである。すげえ高い、でも三杯くらい飲める形で来るのでこんなものかもと思ったり。


とにかく思ったより1ユーロ160円は恐ろしい、5万くらいで済むかな思っていたら移動費含めて7万くらいかかった、今度はユーロが安い時に行きたいものだと思う。


しばらくはこんな風に旅行の小言を寝ていると洩れ出るよだれみたいに書いてやろうと思う、え、漏れでない、汚らしい、不潔だ、バッチい…ええい知らん。


とりあえず更新続けます。


コメントもがすがす希望、なんか寂しいし。


咳をしても一人。