権力闘争の果て


17日に民主党代表を選ぶことが決定した、特別国会まで待った無し、これ以上のゴタゴタは何の利益も引き起こさない。


それなのにマラソン練習から帰ってきてテレビを見れば、小沢一郎副代表が押す一派は、党執行部の問責が先だとして代表選を拒否、あなた方はどこを向いて政治をしているのか。


党内に根強い小沢アレルギー、影響を残さんとする執行部、若手の迷走・・・そもそも選挙前からうさんくさかった小沢一郎副代表、岡田克也代表から頼まれた選対本部長は引き受けず、選挙に勝てば自らが代表になるようなことを匂わせた発言、党の実力者ならなんとかして若手と代表を引き合わせ手を取り合わせ政権交代へ向かうべきだったはずだ。


国民は民主党の体たらくにしらける一方、ここに至って内乱とは・・・国会議員の職責を見誤っているのではないか。政治家にとって権力闘争は体の一部とはいえ、それ自身が目的となってはならない。


分裂をなんとか避けてほしい。自民党に変わる政権党を作るというのは、正に見果てぬ夢になる。民主党に投票した多くの人の思いを決して無にしないでほしい。小沢副代表が代表をやるならよほどの覚悟がいる、強引な手法で数々の遠心力を働いてきた、それであるが故自らは一兵卒として戦うと合流の時言ったのではないか。


果たして民主党に未来はあるのか・・・