手痛い御叱咤


ゼミの先生から電話がかかってきた、選挙で忙しくないのか様子を聞きにきたみたい。特に手伝ってくれまいかという要請もなく、だだらな日々を過ごしていた自分に手痛いご叱咤が飛んできた「他人事になるな・・・」「政治家になるのであれば・・・」しごくごもっともである。


そう、動かなくてはならない、動かなくては。


でも最近そこまでのやる気がでない、政治に対する熱は冷めつつある、なぜだろうか、疲れているだけなのだろうか。大学入学以来一直線に政治政治と染まっていた頭が少し自由になり始めた途端、『何の為に政治をやり何ができて自分にその力があるか情熱はあるか』と溢れんばかり懊悩が頭を駆け巡り、最近正直すっかり疲れきっている。あきらめりゃ楽になるんだろうけど、あの1年の時岡田克也事務所に飛び込み、日々無給で働いた情熱が単なる興味本位とも割り切れないのでその答えを延々と探す。


はっきり言って弱い自分に政治家が務まるかどうかはなはだ怪しい、ただこの弱い自分が他の人の役に立てる瞬間があるのではとの思いが政治への思いを繋ぎとめている感もある、絵に描いたような政治家ばかり必要じゃない、そう思う。


政治政治とガタガタ抜かしてきた自分がぶちあたっている壁だ、答えはどう出るかわからないが、焦らなくてもよい気がする、一歩一歩前へ歩むのみである。