『シルミド』を鑑賞する


見よう見ようとおもっていた『シルミド』、テレビでやっていたので見ることにしたんですが・・・


確かに圧倒される、これは。


女の匂いがまったくない、男オンリー。


なんだか指導兵たちも格好が良すぎるし、隊長が自決するするシーンやバスがぶっとんだ後バスに駆け寄る指導兵の姿は正に男のなんたるかっってのを教えてくれます。同時に国家の非常さを物語る凄絶な映画でもありました。


日本ではこれに近いスケールといったら『二百三高地』あたりでしょうか、あれは乃木希典とか児玉源太郎とか英雄を中心にしている感じなので、名前を知られない一人の人間が国家の犠牲になっていくという悲しさはないですよね。


日本も戦争ネタではいいネタ結構残ってると思うんですがね、個人的にはミッドウェー海戦での飛龍とそれに座上していた山口多聞第二戦隊司令官を描いてほしいです。


米軍の猛爆により炎上する空母機動部隊の三空母、その中で唯一無事だった空母飛龍、南雲司令長官は旗艦赤城を降り、山口司令官は意を決したように信号を送った。


「我、今より航空戦の指揮を執る」


小説でも読んだんですがこのシーンはぜひ映画化したいです。結局空母飛龍は撃沈されますが、山口司令官は運命を共にしています。当時米軍から日本一有能な海軍指揮官と言われていたこの人がいたら太平洋戦争の結果はもう少し代わっていたかもしれません。


そんなこんなで明日から学校、ああ、また休みを無為に過ごしてしまったよ。