バレンタインに三木武吉について考える


三木武吉って誰?とか三木武夫と混同したりする人もいるかもしれないが、この人は政治家で、私も知識は浅いものの政治の世界で権謀術数に長けた戦前戦後の大政治家であるということは様々なところで読んだ。もっともさっきネットでサーフィンしてて改めて三木武吉について読んだのであるが・・・ちなみに今の自民党を作った功労者でもある。創立当初の総裁代行委員の一人でもある。

しかしなぜ三木武吉か?

この人には演説でこういう逸話がある、これは結構前から知っていたが・・・

ある時三木が演説していると野次で「妾が三人もいるくせに!」というような野次が聴衆入った。しかし三木は動ずることなく「三人ではなく五人だ」と訂正して見せたそうである。なんという豪胆か、そして格好がいい、大喝采を浴びたそうである。どこぞのホームページにも書いてあったが今とはえらい違いだ。女の人をバカにしてるのかと言われんでもないだろう、そうやって堂々と訂正できた三木はすごいと思う。その後加えて言ったのが「皆気の毒な身の上で世話をしている、なんら恥じるところはない」

もはや豪胆すぎて頭が下がるところである。

そして今は女性にもてるもてないで政治家としての器量を測られる時代でなくてよかったと思う次第である。これが言いたかっただけ。