【雑記】寒き春一番、我が心を穿つ


イタリアを終えて沖縄へ、帰ってきてみればはて既に春の風、少し冷たいですが確実に新生活が迫ってきている。さりとて社宅に引っ越せるのは30日、それまでは実家に帰ったりしながら寮に居候、全然新生活を感じないばかりか取り残されているような寂寥感ばかりが身を包み、寒さがそれに拍車をかけるという悪循環、うう春よ来い。


これまでの生活はやはり親に頼ったものだったが、来年からはやはり自分で全てを処断していかねばなるまい。どうやって生きていくかだって自分で決めていかなければ明日はない。自由は重責であり、希望は覚悟、未来は引き返せぬ日々の裏返し、永遠とも思われた学生生活は終わりを告げる。


どうにも辛気臭い、彼女でもいたら新生活に希望が溢れたりするのだろうか、やはり気分の持ちようか、どうにも最近気分が暗く劣等感ばかり増しているようでいかんと感じる。昔はそれなりのポリシーやらがあってここまでへこむことはなかったが、最近はどうにもへこみっぱなしだ。打開しようにも力点が分からず困っている感じ、さりとて明けぬ夜はなし、ゆっくりと歩みを進めるしかない。