目白駅の「毎日」の人


試験を2つ終えて帰ってくる、目白駅で降りるわけだが改札を出てすぐ左にあるキオスクに向かう。夕刊を買おうと思ったわけだが、まだ来ていないらしいのでしばらく待つ、すると夕刊が配達されてくる、こちらが言う前に毎日新聞が引き抜かれる。目白駅においてはすっかり「毎日」の人である、部数が少ないから買う人は固定なのかもしれない。


朝刊を買うときも、いつもいるおばちゃんだと自分が現れるとレジに毎日新聞と打ち込む。たまに朝日とか読売とかを買うと慌てさせたり、訂正させたりして何にも悪いことをしてないのになんだか悪い気分になったりする。しかし毎日新聞最終面接であれだけ散々こっぴどく言い負かされたのになんで買っているのか、最近読まないと気分が悪い、昔陸上部の時、槍を投げない日がいまいち落ち着かなかったのと一緒だ。


たぶんあっているんだろう、しばらく毎日フリークな日々が続く。