就職活動は海戦


なんでこんなことを言い出すかと言えば、「坂の上の雲」を読んでいて、日本海海戦の最中に、三笠艦内の状況を見て震えた将校が、東郷平八郎の言葉を思い出すシーンがあった。


海戦において敵は遠くにありその被害を把握できない、逆に味方被害はよく把握できる、それ故常に被害を受けてばかりいるように、また自分達が負けているように感じるが、実際はそうではない、敵もまたかなり傷ついているのだ。


なんだか書いてて違うかな、という気もするが、失敗に失敗、特に面接での落ちが続くとともすれば自分ばかりが被害を受け、失敗しているように思える。しかし、自分も必ず成長しているのだと思う、それが内定という結果で現れなくても、着実に経験は積みあがっていき必ずいつかは身を結ぶ。


信じるのは自分のしてきたこと考えたこと、そして心ある仲間の助言だけだ。


決まらなければ苦しい、だけど自分がやりたいと思ったことがある、そこから降りないで戦うことが、大切なことであると信じたい。結果は無惨であろうとも、必ずや最後には栄光を掴めると信じていたい。


そう信じて「執念と忍耐のゴールデンウィーク」を乗り切り、中日新聞に戦いを移す。