就職活動中間決算
就職活動・・・それは誰もが乗り越えなきゃいけない壁、たまに例外もありますが。
まあ、とりあえず気合は入ってましたとも。
序盤は毎日2〜3社の会社説明会こなしつつ、OB訪問、まあ動いた方。
しかし、2月後半、危険な兆候が現れ始めた・・・もっとも就職活動中に陥ってはいけないものである、つーか、なぜ陥るんだアホ、とか言われかねない。
その悩みとは如何や。
彼女がいないことである。
21歳=彼女いない歴21歳、切ない、確かに切ない、別に女の子の知り合いがいないわけではないし、女の子とデートくらいは少々したことはある。高校3年次は好き子と京都旅行に行こうという計画もあった、未遂に終わる。その1週間後に和敬入寮なので、すげえ鬱だった。ちなみにその子への思いは5年である・・・
大学生活過ごしてきたが、楽しく、いろんなことに挑戦したが、こればかりはなかなか縁がなかった、まあ今更悔やんでも仕方がないが、弟がモテルので・・・
「同じDNA構成なのに・・・まさか俺が橋の下で・・・」
と冗談半分に言ってみる。
まあ、いないのは悲しいことだが、好きな子がいなけりゃどうにもならんというのも事実ではある、誰でも付き合えればいいという性格でもない。
なるようになる、しかし寂しいなを、死ぬほど寂しいに陥らせた本がある。
『流れ星が消えないうちに』新潮社刊 橋本紡著
である、いつか書いた『半分の月がのぼる空』の作者で、伊勢出身の作家さんだ。新潮社からデビューということで、発売日当日に買いに行った。
作品自体はよかった、しかし就職活動で日々孤独と向き合う私には、あまりにも愛のありすぎる男女の行為は、衝撃が強すぎた。
途端鬱である、周りの鬱を振りまきつつ、鬱である、なんとも迷惑なお話。
結局この状態から抜けるのに2週間かかった、煩悶つらつら、なんで高校時代高校生っぽい恋愛の思い出がないのか、とか、大学でも夢一直線もう少し遊ぶべきだったとか、まあ悲惨にして、どうしようもないもんである。
なんとか抜け出したが、まあ悩んでも仕方なきこと、今は食い扶持を見つけるしかない。
食い扶持が見つかれば、快進撃が始まる、ただし2次元ではない。