仙台に行っててもやること変わらず・・・


結構前に読みました・・・体育祭も終わってすっかり昔の話に、仙台で買った本です。四時ぐらいについて暇で暇で仕方がないので早めに開店したキオスクで買いました。


なんというかノスタルジックというか、暗いというか、切ない哀愁が漂う本でした。崩壊した家庭に対して何もすることができず呆然とする主人公、田舎では父が死にかけ、自身もリストラされ行くあてもない。


呆然と一人街中で酒をあおる、目の前に止まったワゴン、二人の親子。


彼らは既に死んでいて、主人公を様々な場所へと連れて行く、妻の不倫の現場、子供の追い詰められていく姿、そして若き頃の父との出会い。


それぞれの人々の悩みが、誰にでも陥る可能性のある不幸を警告していて、またそれに陥ったとしてもすべてが終わりじゃないことを教えてくれます。


なんだかんだで1日で読み終わる、帰りの仙台発の夜行バスの中で読み終わり、やたらセンチメンタルになりました、はい。


今日は久々のお休みです、はい。